完成しました‼ ととも20周年記念誌

 「ととも20 周年記念誌」が、いよいよ完成しました!!

当会発足から20 年のこの節目に記念誌を発行したいと検討を始めてから、およそ1 年を経過しました。2014 年に発行した15周年記念誌は、当時実施した展示会、シンポジウムなどの記念事業を中心に記録したものでした。

 今回の20 周年記念誌の内容は、一つには、図書館体験や図書館への期待、要望などについて50 余名に及ぶ方々から頂いたご寄稿文をまとめました。もう一つは、ととも20 年間の主だった出来事をメンバーが分担してまとめたものに図書館の在り方についての提言を添えまとめました。併せて掲載している写真は、ご寄稿文と関連のある機関や鎌倉市図書館から提供して頂いたものです。また、活動の中で私たち自身が撮り溜めてきたものなどから選択し掲載しています。

 記念誌をまとめるにあたっては、地元出版社の「港の人」に企画段階から大変なご尽力をいただきました。数々のご助言を頂き、最後までボランティアで編集作業をしてくださったことには、深く感謝しています。

 「港の人」とは、2018 年5 月の吉田鋼市氏の講演会からご縁がありましたが、今回ご協力いただいたきっかけは、「記念誌を作成するのなら、いくつかのとともの出来事を柱に纏めてはどうか」という提案をしてくださったことからでした。ただし、この時は、「港の人」も最終段階までこのように深く関わることになろうとは思っておられなかったのではないでしょうか。本来の出版社としてのお仕事も有りながら、辛抱強く私たちの原稿を待ち、編集作業もしてくださる結果になりました。ととも年表の校正段階では原稿の初期段階の不備から幾度も校正をお願いすることになりご迷惑もお掛けしました。「最後まで最善を尽くしましょう」との励ましの言葉を頂き完成に辿り着くことができました。

編集の基本的なことなどもいろいろと教えて頂くこととなり、良い経験となりました。

 

 この20 年間を振り返ると、一つひとつの活動においていつも図書館の原点に立ち返り、考えながら対処してきた日々であったように思います。また、会が発足してから現在まで、その活動は、会員の皆さまはじめ図書館を取り巻く多くの方々の直接間接的なご支援とご協力による積み重ねでもありました。ここに感謝を込めて、20 周年記念誌の完成をご報告させて頂きます。

 会員の皆さまにはこの会報194 号と一緒にお届けいたします。また、この記念誌は、鎌倉市図書館はじめ県内の図書館へも寄贈いたしました。ぜひ、ご一読頂けますようご案内いたします。そして、鎌倉市図書館に多くの方々が関心を寄せてくださることに繋がりますよう願っています。