おはなしひこうせんイベントの翌日11月17日日曜日は、絵本読み聞かせライブをお楽しみください。女性3人のシンガーズユニットwhosm(フーズム)の皆さんをお迎えし、『ハリエットの道』を中心に演じていただきます。
絵本の読み聞かせに歌や音楽を添えるのは、さほど珍しいことではないかもしれません。でもwhosmはひと味違います。書かれた言葉だけでは伝わりにくい物語の背景が、歌と音楽で生き生きと描き出されます。静かな語り口、迫力ある歌声、そして繊細なピアノに誘われて、物語の世界が広がって行きます。
演目の『ハリエットの道』(キャロル・ボストン・ウェザフォード文 カディール・ネルソン絵 さくまゆみこ訳 日本キリスト教団出版局)は、「モーゼ」と呼ばれた黒人女性ハリエット・タブマンの実話に基づく物語です。ハリエットは南北戦争以前のアメリカで奴隷として生まれ、自らが逃げ出して自由の身になっただけでなく、その後何度も南部に戻り、300人もの奴隷たちを救い出したと言われています。
日本人には馴染みの薄いこの物語を頭で理解するだけでなく、肌で感じる手助けとなるかもしれません。その他の演目については、ふたを開けてのお楽しみ♪ 秋のひととき、心豊かな時間をご一緒に過ごしませんか。皆様のご参加をお待ちしています。
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